救急部

救急部

診療内容

24時間365日対応できる急性期病院の使命として、病院を挙げて救急外来を支えております。
当院では年間約7,000人前後の救急患者が、救急外来を訪れます。
当院ではいわゆる救急専属医が不在です。
そのため、日勤帯では各科専門医が当番制にて診察を対応し、またいわゆるグレーゾーンの患者さんに対してもその担当を曜日によって決めて迅速な対応を可能としています。

休日・時間外は救急当直2人・ICU当直1人で行っておりますが、各科ファーストコール担当を配置しており、それぞれの専門分野疾患に対応できる体制をとっております。

浜松市は2次救急輸番制(7病院)をとっており、そのうちの1回を担当しています。
当番病院は救急を断らないことを原則としており、当院では当番日には4人当直体制(+ICU当直1人)で行っております。
当院の年間救急車搬送件数は約3800人であり、病床数あたりの受け入れ台数は全国28の労災病院の中でも絶えず上位に入っています。

令和2年から令和4年にむけてコロナによって救急体制がかなり変わりました。
ベッドが空いているのに受け入れができないこともありました。
現在ではコロナ以前に戻り、救急体制およびコロナ対策で行っております。
常勤医師数から考えると全国労災病院トップの救急車台数です。

これは、各科医師・看護師、医療関係者の協力のたまものだと考えており、誠に感謝しております。
当院では放射線技師・検査技師・薬剤師が24時間体制で配置されており、CT/MRIなどの検査も迅速に対応しております。

残念ながら、現在は小児科・耳鼻科・眼科・神経内科・精神科の常勤医が不在であり、その科の患者さんはお断りしなくてはいけないこともあり、大変心苦しく思います。

今後も地域の皆様のニーズも応えるべく、地域医療を支える拠点病院としての自覚をもって取り組んでいきたいと考えてい

救急患者数・救急搬送件数のグラフ
令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 総計
救急患者数 6,863 5,337 5,247 5,845 6,001 29,293
救急搬送件数 3,893 3,188 3,190 3,554 3,786 17,611

医師紹介

寺谷 直樹

外科部長 兼 院長補佐 兼 入院・外来診療部統括括部長 兼 救急部長 兼 乳腺外科部長代理 兼 医療安全管理室長 兼 総合診療部長

寺谷 直樹 てらたに なおき

専門分野
  • 外科一般
  • 消化管外科
  • 乳腺外科
認定資格
  • 日本外科学会 認定医
  • 日本外科学会 専門医
  • マンモグラフィー読影認定医
  • 日本がん治療認定医
  • 臨床研修指導医
  • 病院前救護体制指導医
  • 腹部救急認定医
  • 日本乳癌学会 認定医
  • 緩和ケア研修修了