ご挨拶
栄養管理部は、栄養管理部長(皮膚科部長 兼任)・管理栄養士5名(正規職員4名、嘱託1名)、給食業務委託職員45名(管理栄養士4名、栄養士6名、調理師1名、調理補助他16名、洗浄業務19名)で構成されています。
栄養管理部の理念
安心・安全な食事の提供 及び 適正な栄養管理を実践する
安全な食事を提供するため、大量調理マニュアルに準じ、衛生管理の徹底を心がけています。
また、病棟ごとに担当管理栄養士を配置し、入院時には、問診、身体所見、生化学的栄養指標、身体計測値を基とした栄養評価を行い、栄養管理計画を立案しています。
チーム医療(NST、褥瘡等)または診療カンファレンスに積極的に参加し、他職種と連携することにより、病態や治療内容に応じた栄養補給を実施し、治療成績の向上に貢献できるよう努めています。
業務内容
入院中のお食事について
患者さん個々に、医師の指示のもと栄養管理計画に基づいた食事を提供しています。
食物アレルギー対応は当然のこと、栄養状態や食欲の低下がみられる患者さんへの個別対応を行っています。
献立は2020年にリニューアルし、2021年2月に実施した満足度調査では90%以上の患者さんから高い評価をいただきました。
- 毎食の選択メニューや月1回以上の季節に合わせた行事食も実施しております。
- 嚥下食については、「嚥下調整食 学会分類2021」に準拠し、転院先でも適切な食形態の食事が提供できるよう配慮しています。
栄養食事指導
外来または入院患者さんに対し、個人栄養食事指導等を実施しています。
糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士の資格を有し、専門性の高い最新の知識を習得した管理栄養士が、患者さん個々に寄り添える指導を目指します。
尚、個人栄養指導は、土・日祝日を除く平日の以下の時間帯において、原則予約制で行っています。
- 外来:8時40分~16時10分
- 入院:9時~12時、14時から16時
- 集団指導については、不定期の開催のため、お問い合わせください。
早期栄養介入管理加算の導入
2020年度より特定集中治療室(ICU)において、患者さんの早期離床、在宅復帰を推進する観点から「早期栄養介入管理加算」が新設されました。
当院でも管理栄養士がICUのカンファレンスに参加し、腸管使用が可能な場合には、栄養アセスメント、嚥下評価に基づいた食事や経腸栄養スケジュールの提案等を行っています。
NST活動の推進
「栄養管理を症例個々や各疾患治療に応じて適切に実施することをNutrition Support(栄養サポート)といい、この栄養サポートを医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師などの多職種で実践する集団(チーム)をNSTという」(日本栄養療法推進協議会より)
当院では、栄養療法についての所定の研修を修了したメンバーで構成されたチームが、週1回のカンファレンスおよびラウンドを積極的に行っています。
また、全職員を対象に定期的に院内勉強会を開催し、人材育成に努めています。
勤労者医療の取り組み
勤労者医療への取り組みとして、2008年4月より40歳から74歳までの被保険者・被扶養者を対象にメタボリックシンドローム(内蔵脂肪型症候群)に着目した健診(特定健診)がスタートするとともに、健診の結果により、生活習慣病のリスクが高い方が受信する特定保健指導がスタートしました。
当院では、医師・管理栄養士・リハビリテーション療法士等がメタボリックシンドロームを解消できるよう、生活習慣を見直すサポートをしております。
当院で健診を受けられた方はもちろんのこと、出張型特定保健指導として、全国健康保険協会(協会けんぽ)や東京都総合組合保健施設振興協会、スズキ健康保険組合等に加盟されている企業に訪問し、特定保健指導も行っております。
生活習慣病予防は、休養や運動、減塩や肥満解消などの生活習慣の改善が最も効果的な対策と言われています。
そのため、特定保健指導では、生活習慣を見直すきっかけが作れるようInBodyを用いた体組成の測定を行い、結果の説明も併せて行なっております。
認定資格
- 日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士 1名
- 日本病態栄養学会 病態栄養認定管理栄養士 2名
- 日本臨床栄養代謝学会認定 NST専門栄養士 3名
- 静岡県西部糖尿病療養指導研究会 静岡県西部糖尿療養指導士 1名
スタッフ紹介
部長 船井 尚子
専門分野
- 一般皮膚科
資格等
- 日本皮膚科学会 専門医
- 臨床研修指導医
- TNT研修修了
その他スタッフ
- 管理栄養士5名(内嘱託1名)
- 給食業務委託職員46名(管理栄養士4名、栄養士6名、調理師1名、調理補助他16名、洗浄業務19名)
診療科・部門のご案内
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