麻酔科
■特色
浜松医科大学麻酔科医局から派遣されたスタッフが、医局のサポートのもとに診療しています。
安全・安心な麻酔管理をめざして、中央管理(セントラルモニター)システムを駆使しながら、日々の麻酔業務に取り組んでいます。
もちろん、一人の麻酔科医が同時に複数の患者の麻酔を担当することはいたしません。
術前・術後の診察を通して手術に伴うリスクを評価し、患者さんを全人的視野から把握することと説明・同意を大切にしています。
術前・術後訪問により、患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。
抗凝固療法を受けている患者さんには、iv-PCA(自己調節型の経静脈的鎮痛法)によって患者さんの術後の痛みを和らげ、
神経刺激装置・エコーガイド下の神経ブロックによる周術期の疼痛管理も行っています。また、術後の悪心・嘔吐や悪寒・ふるえなどの予防にも取り組んでいます。
手術室業務において円滑な意思疎通が図れるような環境作りやコメディカルとの連携を重視しています。
■スタッフ
- 部長
- 浦岡 雅博
-
〈専門分野〉
臨床麻酔科学, 周術期患者管理
〈資格等〉
指導医・専門医: 日本麻酔科学会
医学博士: 浜松医科大学 - 非常勤
- 西野 淳子
-
〈専門分野〉
臨床麻酔科学, 周術期患者管理
〈資格等〉
専門医: 日本麻酔科学会
■診療上の取り組み:浜松医科大学の協力のもと、診療の向上に励んでおります。
自己調節型の経静脈的鎮痛法:最新の術後鎮痛法と多角的鎮痛法で患者さんの痛みを和らげます。
院内医学術集談会 佐藤恒久医師発表 最優秀賞受賞(平成23年2月)
平成23年度労働者健康安全機構 病院機能向上研究 受諾
・最新の包括的止血能測定システムを導入し、適正な止血・輸血療法に取り組んでいます。
☆フィブリノゲン低下予測のMSエクセルファイルの紹介
☆心臓・大血管手術の輸血指針チェックリスト
☆フジサン予測(フィブリノゲン補充療法シミュレーション)のMSエクセルファイルの紹介
人工心肺後,危機的出血
ICU
日本心臓血管麻酔学会第17回学術集会
最優秀演題賞受賞:佐藤恒久、鈴木祐二、川島信吾、木倉睦人 他
☆静岡県麻酔科専門医研修ネットワークプログラム参加施設