腎臓内科
■特色
入院では主に次の3つの治療を行っています。
①保存期腎不全の症例における維持透析療法導入
当院外来で治療を受けていた方、他院より維持透析導入目的で紹介された方で末期腎不全を呈していると判断された症例において維持透析療法導入を行っています。 それに伴いシャント血管の作成も基本的に当科にて行っています。
②他院で維持透析療法を受けている症例のバックアップ透析
当院透析室はベッド数が7台と少ないため、維持透析患者の紹介はお受けできませんが、急性期疾患を発症された維持透析の患者の受け入れ、入院中の維持透析療法を行っています。
③急性血液浄化
維持透析療法を行っている症例以外でも急性血液浄化療法が必要と判断された症例においてこれを行っています。当院透析室で行われている血液浄化療法は血液透析療法、血液濾過透析療法、持続式血液濾過透析療法のほか、 血漿交換療法、エンドトキシン吸着療法、急性薬物浄化療法、白血球除去療法、ビリルビン吸着療法などを行っています。
■スタッフ
- 非常勤
- 太田 孝行
-
産業医日本医師会認定医
産業医学基本講座修了
日本静脈経腸栄養学会認定医
臨床研修指導医 - 非常勤
- 志田 龍太郎
- 非常勤
- 内藤 善隆
■診療予定表
2024年4月1日現在
腎臓内科 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
---|---|---|---|---|---|
太田 孝行(非) | ― | 内藤 善隆(非) | ― | 志田 龍太郎(非) |
■健診で蛋白尿を指摘された方へ
日本腎臓学会ではCKD chronic kidney disease(慢性腎疾患)対策が健康維持に重要であると提唱されています。
早期発見、早期治療が重要なのは言うまでもありません。健診で行われる随時尿所見は重要な手がかりとなります。
慢性腎疾患は発症早期では殆ど自覚症状として変化を感じることは出来ません。
当院では精密検査が必要と判断された方に対して腎生検をお勧めしています。
外来受診即入院というわけではありませんのでお気軽にご相談ください。