救急患者の多い急性期病院であり、実績的プライマリケアや循環器、消化器等の内科的インターベンション、種々の領域の外科手術の診療機会が豊富であり、脳神経外科的血管内治療にも積極的に取り組んでいます。これらの特徴を生かし実践的手技を重視した指導を中心に据えています。
当院は312床の中規模病院ですが、浜松駅からのアクセスが良好な浜松市中心部に位置しており、日々多くの患者さんが受診されています。「労災」という名前が付いていますが、決して堅苦しいところではありません。
私が当院を研修先として選んだ理由はいくつかあります。
1つ目は、研修医自身の希望に沿ったプログラムを組めるところです。研修1年目に内科系6か月の他、麻酔科、外科、救急部、地域医療などをオールラウンドに研修し、医師として必要な基礎的な診察能力や手技を磨いた後、2年目には自分が研修したい診療科を自由に選択して研修を行います。研修プログラムは多くの場合、研修医の希望が尊重されますし、順序の変更などの融通も利きます。
2つ目は、救急疾患に対応できる能力を磨けることです。研修医の当直は月4回程度ですが、その他日中の救急疾患に研修医が第一に対応する場面が多く、切迫した場面で鑑別診断を挙げ、適切に処置を行う能力が身に付きます。
3つ目は、学会参加や発表があったり、大学病院では経験できないような症例に接したりして、学問的な興味を駆り立てられる機会が多いです。
研修医の人数は多くはありませんが、その分貴重な症例に接する機会は多いですし、忙しすぎて勉強時間が確保できないことは無いので、落ち着いた環境で研修を行いたい方にはぴったりだと思います。
当院の研修プログラムは、1年次に内科系の基礎必修分野、救急(外科と脳神経外科の救急対応)、一般外科、麻酔科(気管挿管やCV挿入等の手技)を履修し、基礎的な診療を修得後、研修2年目には院外で残りの必須科目(産婦人科、小児科、精神科、地域)を研修するプログラムとし、残りは3年目以降に自身が目指すべく診療科を選択期間を設けています。研修医1人ひとりが、自分の学びたい分野の研修に、じっくりと取り組むプログラムとなっています。
勤務時間は8:15~17:00までとなりますが、時間外勤務は多くないため、ワークライフバランスを保って研修することができます。
また、当院は二次救急医療機関であるとともに、地域の中核病院であるため、日当直勤務に従事することもあります。当直の翌日は原則午後からお休みとなります。
合計7名
これまでの研修医の主な出身大学:浜松医科大学・千葉大学・宮崎大学・久留米大学ほか全国の大学
面接・適性検査・書類審査の総合評価により、マッチング登録をします。
卒後1年次(基本給月給/モデル年収) 月給 495,000円/年収 8,400,000円
1卒後2年次(基本給月給/モデル年収) 月給 550,000円/年収 9,000,000円
負担額に応じて月額28,000円を上限に住居手当を支給します。
見学は随時受け入れています。(土日・祝日は除く)